銅像の目線で太平洋を望む |
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桂浜龍頭岬上の旧台場に建つ坂本龍馬像は、昭和3年(1928)5月28日に除幕式が行われた。海上には海軍省派遣の駆逐艦「はまかぜ」、銅像足下には、地元44連隊の兵士達もいた。 当時早稲田大学生だった入交好保氏が発起し、「坂本先生銅像建設会」を組織し募金活動を高知県内で展開した。 総工費2万5千円、像の高さ5.25m、台座約8m、総高約13.5m。銅像裏の銘板には、「建設者 高知県青年」と刻まれている。 制作は、彫刻家の本山白雲。平成11年3月、台座が修復、強化され、今も日本の行く末を見つめている。 |